みなさん、頭が大きく見えると身体全体のプロポーションも悪く見えちゃうって知ってました?
8頭身の人だって頭が倍の大きさだったら4頭身ですからね。
ということで、はいどーも。
体のバランスがアンパンマンやドラえもんに近いためか子供には好かれやすい阿波連です。
今日は「アタマを小さく見せるヘアスタイリングのコツ」のお話をしてみたいと思います。
理想のアタマの形っどんなイメージ?
って聞かれるとかなりの割合でかえってくる答え
「タマゴ型」
人は過去の知識や記憶から
頭部=タマゴ型
ってイメージが刷り込まれているんですね。
なので、どんなアタマを見ても
「タマゴ型のはず!」
っていう無茶ぶりフィルターにかけて見てしまう傾向があります。
そうすると、たとえば四角いアタマもイメージに引っ張られて
こんな感じでタマゴ型寄りに補正された「印象」を受けちゃうんですね。
目の前に見えているアタマより小さいはずは無いので足りないところを脳内で勝手に膨らませて認識してしまう
脳みそテキトー過ぎだろおい(笑)
なので四角いアタマは実際よりも大きく感じてしまう為、スタイリングでタマゴ型に近付けてあげるとアタマをより小さく感じさせる事が出来ます。
次に、日本人のアタマの骨格について説明しますね。
みなさんもご存じだとは思いますが日本人の骨格の特徴
これに加えて日本人は欧米人に比べ平面的な顔立ちの人も多いので
タマゴ型というより、どちらかというとサイコロ型に近い場合がほとんどです。
これでは 実際よりも大きい印象 を与えてしまいがち。
ではどうすればサイコロからタマゴへ近づける事が出来るのか。
人の目は周りにあるものと 相対的 に見比べて認識しようとするので
「ここは、周りと比べて膨らんでる」
「ここは、周りと比べてつぶれている」
と無意識に判断しています。
ということは
「膨らんでいるところをつぶす引き算」と
「つぶれているところを膨らませる足し算」を
効率良く使ってあげれば、より効果的に小さいタマゴ型に近づけられますよね。
同時に考えるとわかりにくいので
「引き算でボリュームダウン」するポイントと
「足し算でボリュームアップ」するポイントを別々に見てみましょう。
では、こんな感じのデフォルメしたサイコロアタマを想像してみてください。
引き算でボリュームダウンするには、出っ張っているところを探します。
立方体で出っ張っているところと言えば
「辺」と「角」
この部分をボリュームダウンさせるイメージでスタイリングすると効果的に小さく出来ます。
(もちろんアゴとかは無理です・・・)
とくに「角」の部分は見落としがちなポイントなので意識してやってみてくださいね。
しかしボリュームダウンさせるには限界がありますよね?
そこで次のボリュームアップとの合わせ技で無理なくタマゴ型に近づけていきます。
次に、足し算でボリュームアップする為につぶれてるところを探してみます。
勘のいい方ならもうお気付きだと思いますが
立方体でフラットにつぶれているところと言えば
「面」
面全体を持ち上げると結局「辺」や「角」が出来てしまうので
面の中心が山頂になるようにボリュームアップさせるのがコツ
引き算と合わせてこの部分にボリュームの足し算をしてあげることで、効果的に理想的なタマゴ型に近づける事が出来ちゃいます。
整形手術で・・・というのは冗談です。
顔の面は当然膨らますことはできません。
足すことはできませんが、顔の周りにある「辺」や「角」をボリュームダウンさせることで
日本人の特徴(あえてウイークポイントと言わない)の平面顔を立体的に見せる効果があるんです。
顔周りの「辺」や「角」のボリュームを削ることで、面の中心にある鼻が高く感じますよー!
いろんなヘアスタイルやいろんな骨格があるので一概には言えませんが、基本的な考え方として参考になればと思います。
目指せ!脱サイコロあたま!!