仕事が終わり、諸星さんに突然
「はい、メイクするよー♪」
と言われ
…ん?新しいメイクテクの実験かな?
と思い。
「お、おう」
とセット椅子に座ったわけです。
そしたらね。
ベースメイクからしっかりやり始めてたので
歌舞伎役者さんみたいなカッコいい感じにしてくれるのかな?
なんてワクワクしつつ、表情を作ったりしてたわけで。
普段メイクされ慣れてないもんで
目元とかビビるわけです。
んで、僕はまぶたが重く多い被さってる一重中の一重なので
「まぶた包茎」
などと苛められながらも
歌舞伎役者になるべく耐え忍んでたわけで
そしたら何故か
つけまを付け始めまして
もうなすがまま…
普段、お客さんやモデルちゃんにやる時はスゴく優しいタッチでやって。
「痛くない?大丈夫?」
とか声掛けしてるのに
僕の場合は容赦なく
グイグイくるわけです。
んで、気付いたら鏡の中にオカマちゃんがいました。
不思議とまんざらでもない気持ちになりまして。
今年の夏で42才を迎える僕ですが。
こんな事になってしまいました…
キモッ!!
と思いきや
か、可愛…いや
キモッ!!
あ、でもコレちょっと好きかも
はい、すみませんでした。
…現場からは以上です。