ダメなパターンです。
専門用語多めなダメなパターンのタイトルです。
後ほどちゃんと説明しますのでどうかお付き合いを。
たまに美容師さんに
「ナチュラルなグラデーションカラーってどうやってるんですか?」
って聞かれたりするので
・ソンブレ(カラー)
・バレイヤージュ
といった呪文みたいな用語を説明しつつ
簡単にテクニック解説をしてみますね。
オンブレとは、フランス語で「濃淡をつけた」 という意味の絵画などで使う用語。
毛先のみを明るくしたコントラスト強めのグラデーションカラーを「オンブレカラー」と呼びます。
出典:https://www.pinterest.com/pin/323766660688223320/
巻き髪系にはわりと映えるのですが
コントラストが強いのでストレート系のヘアだとナチュラルには見えにくいのが弱点。(もちろん個性的なスタイルならアリです)
ソフト+オンブレ=ソンブレ
オンブレカラーのコントラストをソフトにしたのが「ソンブレカラー」
オンブレと比較すると柔らかくナチュラルな印象になりますね。
出典:http://i.cdn.youbeauty.com/img/20492/0/sombere_a.jpg
バレイヤージュ(balayage)は
フランス語で「ほうきで掃く(掃除)」という意味で
欧米を中心に昔から使われているフランス発祥のヘアカラー技法。
ヘアカラーのハケでほうきの掃き跡のようにかすれさせながら
影を残しつつ染められるのが特徴です。
出典:https://www.pinterest.com/pin/420805158908726306/
陰影の立体感が髪の動きをダイナミックに見せてくれるので
ザックリと軽やかな印象になりますね!
さてやっと本題。
いつも来てくれる今回のモデルSさん。
・定期的にストレートもしているのでなるべく表面のツヤ感も無くしたくない
という希望もあったので
ベースは地毛のままナチュラルなグラデーションカラーを狙います。
まずは、髪の毛の落ち方や重なり方を見ながら上下に分けます。
上のセクションを留めておいて
下のセクションのみにバレイヤージュのテクニックを使ってカラーリング。
三角形に毛束をとってハケを上手く使いながら
ざっくり言うとV字になるような感じに
グラデーションにカラーを塗布。
これだけ!
明るめのベースでやるときは
いったん全体をカラーして流した後にダブルカラーでやったりもします(一発でやる上級テクニックもありますが)
この方法だと髪の表面は
ノーカラー&ノーダメージ
なのでツヤもキープ出来てリタッチいらずという特典付き。
放置後にカラーを流して乾かすと
仕上がりはこんな感じ
これならストレートヘアでも柔らかナチュラル
もちろん毛先を巻けば動きも強調されて軽やかな仕上がりにもなりますよ♪
あまり派手な仕上がりにするのは抵抗あるけど
ちょっと遊びのあるヘアカラーがしてみたいって人は
ソンブレカラーに挑戦してみてはいかがでしょうか。
夏も近いしアップにしたときなんかも映えますよ〜♪
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