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骨格補正と技術のお話

2022年11月15日

写真の小学五年生のイケメンは、僕のマブダチのハーフボーイ。

ここしばらくコロナ禍という事もあり近所の千円カットで切ってたみたいで

「今日どうする?」

って聞いたら

「頭の後ろがボコってなってる(重い)のが気になる」

って言ってた。

余談だが、久しぶりに会った彼は僕の身長にあと10cmくらいまで大きくなってた。そして脚の長さは抜かされてた😂

話を戻そう。

日本人は欧米人に比べて後頭部の丸みが少なく、俗に言う『ぜっぺき頭』な骨格の方が多い。

そこで我々日本人美容師はヴィダルサスーンが構築したカットの基礎技術を日本人の骨格に合わせたアレンジをし、より美しいフォルムになるように日本流に進化をさせてきた。

しかしその『日本流ベーシックカット』は、あくまでも日本人にありがちな骨格のウィークポイントを補って美しいフォルムにすることが目的のツールである。

僕のマブダチはハーフという事もあり、坊主にしてもぜっぺき頭に見えないキレイな骨格。

彼の骨格に対して『日本流ベーシックカット』で骨格補正をしようとすると、補正どころかオーバーボリュームになってしまう。

それが後頭部の不必要な重さの原因である。

技術は使うためのものであり、使われるためのものではない。

というお話でした。

マブダチに身長も抜かされるまであと一年もなさそうだ😂


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