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旅先などのドライヤーが無い状況でも極力髪の毛を傷めない方法

2015年06月21日

先日、インスタグラムでこんな質問をいただきました。

ん?どんな状況だろう?

と思い質問してみると

東南アジアのバックパックの旅とか楽しそう♪

たしかに宿によってはドライヤーなんて無いだろうし、かといって日本からドライヤーを持っていくのは大変だしね。

普段お客様に

「濡れたままだと髪の毛が傷むので自然乾燥じゃなく、ドライヤーでちゃんと乾かしてあげてくださいねー♪」

みたいなことを言い続けてるので

この条件はちゃんと考えたことなかったなあ…

ということで考えてみました。

 

基本的知識として

濡れてる髪の毛は水分で膨潤してキューティクルが開いた状態になっています。

キューティクルが開いているということは髪の毛のフタが開いてる状態。

根元のほうからドライヤーで乾かしてあげるとキューティクルも閉じてくれるんですが

そのまま自然乾燥すると開いたまま乾いてしまいます。

そうなると髪の毛が乾燥してバサつくだけでなく

髪の内部成分も流出して傷みやすくなってしまうんですね。

なので出来ればちゃんと乾かしてあげたほうが良いのですが

ドライヤーが無い状況での最善策をお教えします。

 

タオルドライをしっかりとする

まずは水分での膨潤を少しでも減らすためにしっかりとタオルドライしてください。

もし可能ならひと通りタオルで拭いたあとに

別の乾いたタオルでもう一度拭くとしっかりと水分を吸収してくれますよ♪

 

保水力のあるアウトバストリートメントを付ける

先にも書いたように自然乾燥するとキューティクルが開きっぱなしになるため、水分が蒸発して乾燥しやすくなります。

アウトバストリートメント(洗い流さないタイプのトリートメント)にも色んなタイプのものがあるのですが

まずは髪の内部に浸透して水分を抱えこんでくれるタイプのもので保水力がアップした状態を作りましょう。

その際にクシを使って髪の毛一本一本に馴染ませてあげるとより効果的ですよ。

こちらの記事で詳しく説明してますのでよかったら見てみてください。

ほんの少しの工夫で劇的に変わるトリートメントの付けかた | Dot Me

 

皮膜力のあるアウトバストリートメントを付ける

髪の内部で水を蓄えやすい状況が作れても

キューティクルというフタが開いてたら徐々に乾燥していってしまいます。

それを防ぐために皮膜力のあるアウトバストリートメントで擬似キューティクルを作ってあげましょう。

もちろん付けたあとはもう一度クシでとかして馴染ませてあげてくださいね。

 

もう一度タオルドライ!?

ここでもうひと手間

アウトバストリートメントをつけてクシてとかしてあげると水分が毛先のほうに移動します。

それをタオルでおさえてあげてください。

これ普段もやるとドライヤーをかける時間が少しだけ短縮されるのでオススメですよ♪

 

僕のおすすめのアウトバストリートメント

まずは保水力アップタイプ

「フィールスムース」

続いて皮膜力アップタイプ

「モロッカンオイル」

今まで色んなものを使ってきましたが

この2つは断然おすすめです。

フィールスムースで内部の保水力を上げて

モロッカンオイルで水分が逃げないようにする

最強タッグですな。

ただ、ライトタイプやノーマルタイプがあったり

ダメージの質などによってどちらを多く付けたほうが合ってるかなどの判断が難しいと思うので

来店して髪質を診断させてもらえれば

適切な選択と方法をアドバイスしますのでお気軽にいらしてくださいねー♪

 

まとめ

長くなったので順を追ってもう一度まとめると


1. しっかりとタオルドライをする(出来れば二度拭き)

2. 保水力のあるアウトバストリートメントを付ける

3. 皮膜力のあるアウトバストリートメントを付ける

4. 毛先に移動した水分をもう一度しっかりおさえる

の順序でやってみてください。

アウトバストリートメントは必要な分だけ小分けして持っていくと荷物も減るので楽かもしれません。

これ以外にも日差しの強いところに行く場合は、髪の毛を紫外線から守るUVスプレーなども併用してあげると良いと思いますよー!

この方法はあくまでも旅先などでの臨時的な対処法ですので

普段はちゃんとドライヤーを使って乾かしてあげてくださいね^^;

では良い旅を〜♪

 

 

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